来院される皆様

栄養サポートチーム

当院では、2008年より、栄養サポートチームを発足し、活動をしています。
2009年にJSPENより稼働施設認定を受けました。 


NST稼働施設認定証

栄養サポートチーム(NST)とは

Nutrition(栄養)Support(サポート)Team(チーム)の頭文字をとってNST(エヌエスティー)と言います。1970年頃アメリカで始まり、日本では1998年に誕生しました。

「栄養管理はすべての医療の基盤であり、どんな病気も治療効果を上げるために栄養の改善は重要である。」を基本理念に、その後、全国の施設で取り組みが増加しています。すべての病気において、栄養管理をおろそかにすると、

1.治療効果が十分得られなく、副作用や合併症の頻度が高まる事があります。
2.褥瘡(床ずれ)ができやすくなります。
3.筋力が弱くなってしまうので、食べ物をうまく飲み込めなくなり、むせたり、食べ物が間違って気道に入ってしまう誤嚥(ごえん)を引き起こす可能性があります。

そのため栄養サポートチーム(NST)では、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、リハビリ、検査技師、医療事務など医療関係職種がチームを作り、主治医や病棟の看護師と連携し、

1.病状にあった点滴内容
2.嚥下(えんげ:飲み込み)状態に適したお食事や栄養剤

これらを検討することにより、早期に栄養改善を図れるように各科連携を取り、各専門のスタッフがそれぞれの知識や技術を出し合い、栄養管理が必要な患者さんに、最良の方法で栄養支援をする病院内のチームです。

NSTの効果

NSTの活動により治療の効果が早く現れたり、食事が摂れなかった患者さんが食べられるようになり、予想より早く退院ができるといった効果があるといわれています。

当院でも大きな褥瘡(床ずれ)が完治した方や、食べられなかった食事が食べられるようになり、元気に退院された方もいらっしゃいます。患者さんが少しでも早く良くなり、早く日常生活が送れる様、スタッフみんなでサポートをしていきたいと思っています。

NSTの活動内容

毎週木曜日の午後に、栄養サポートが必要な患者さんについて主治医やスタッフとカンファレンスを行っています。その後、患者さんのベッドサイドに伺い診察をし、栄養の面から治療の手助けを行っています。

一方で院内のスタッフに向けて、栄養についての勉強会を月に一度開催し、年に一度褥瘡(床ずれ)対策チームや嚥下(えんげ:飲み込み)サポートチームなど、他のチームと共同して事例報告及び講演会を行っています。さらに、院外の医療従事者に向けての講演会も年に一度開催しております。

NSTチーム内では、月に一回委員会を開催し、栄養方法や回診方法など患者さんの栄養サポートをスムーズに行えるように運用や検討を行っております。


回診時の様子

その他の活動内容

地域医療支援病院NST講演会

「身体によいEPA・DHAについて」
(2013年4月18日/NSTチェアマン:岡田雅仁)

近年の研究で、魚の油に含まれる「ω3系脂肪酸(EPA・DHA)」は様々な身体に良い働きをもっていることがわかってきました。日本人の心筋梗塞や脳梗塞の患者数がなかなか減らないのは、魚の摂取量の減少と、関係があります。

今回は、魚とEPA、DHAの関係をサザエさんの登場人物に例えた説明(自説!サザエさんの法則)で、身近な食材としての魚を見直そうという話をさせていただきました。
※EPA=エイコサペンタエン酸
※DHA=ドコサヘキサエン酸


今回は医療関係者向けの講演でしたが、次回も乞うご期待。

NST勉強会

褥瘡対策チームと連携する勉強会

NSTでは、褥瘡対策チームと連携して積極的に勉強会を実施しています。

NSTコアスタッフ(NST委員会メンバー)の紹介

・医師…2名 (NST専任医師 1名)
・看護師…4名(NST専門療法士 4名)
・薬剤師…2名(NST専門療法士 2名)
・管理栄養士…3名(NST専門療法士 3名)
・臨床検査技師…2名
・理学療法士(作業療法士)…1名(NST専門療法士 1名)
・事務員…1名

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