泌尿器科
お知らせ
はじめて受診される際は、紹介状が必要です。
ご紹介
特徴
地域の皆様のためにお役に立てる泌尿器科として、確実で安全な治療を提供できるように5人の泌尿器科専門医でチームワークをとりながら日々診療に取り組んでいます“膀胱炎から前立腺癌のターミナルケアまで”と患者さんと疾患を選ばない幅広い対応と迅速な診断と治療の提供をモットーに診療に当たっています。日頃より患者さんの病状、全身状態、生活環境を考慮して最適な治療を提案し、患者さんの希望を大切にして治療方針を決定するように心掛けています。
ほぼすべての泌尿器科疾患の治療を行っています。(前立腺癌小線源療法、腎移植、精巣癌大量化学療法、小児の特殊な疾患は、専門病院にご紹介します。)急性期型病院として、悪性腫瘍、尿路感染症、尿路結石、尿路外傷などの疾患に対して、迅速に診断を下し治療を開始します。 診療の中心は泌尿器科悪性腫瘍の治療で、悪性腫瘍の手術を数多く経験しており、合併症を軽減させて良好な治療成績を残しています。また、伝統的に前立腺疾患の患者さんを数多く診療しており、前立腺癌の早期発見と前立腺肥大症の治療にも積極的に取り組んでいます。また、女性の腹圧性尿失禁や性器脱の手術療法も行っています。

▲体外衝撃波による結石破砕装置(ESWL)
当科で取り扱う疾患
膀胱がん
- 表在性膀胱がん:経尿道的切除(TUR)で、十分に切除し、即時抗がん剤膀胱注入療法を行い、再発予防に努めています。
- 悪性度の高い表在性膀胱がん:再度TUR(2ndTUR)を行い、腫瘍の残存を確認し、適切な治療方針を決定します。
- 上皮内がん、膀胱内再発を繰り返す膀胱がん:BCG 膀胱注入を行います。
- 浸潤膀胱がん:基本的には、広範囲リンパ節郭清と膀胱全摘を行います。尿路変更は、回腸導管や新膀胱を造設します。症例により、術前化学療法(GC療法)を併用します。また、高齢者や膀胱温存の希望が強い場合は、放射線治療+動注化学療法を行います。
- 進行膀胱がん:全身化学療法(GC療法やM-VAC療法)を繰り返し行います。
前立腺がん
- 前立腺生検:腰椎麻酔下で、経会陰的に多数箇所(12か所以上)生検を行います。
- 限局前立腺がん:悪性度、腫瘍の大きさ、年齢に応じて、前立腺全摘、放射線(小線源治療、外照射)、内分泌療法、PSA監視療法を行います。
- 再燃前立腺がん:外来でゾメタやタキソテールなどの化学療法や、疼痛を有する骨転移に対して放射線治療を行います。
腎細胞がん
- 小径腎細胞がん:侵襲の少ない腹腔鏡下腎摘や腎部分切除を行います。
- 進行腎細胞がん:新しい抗がん剤(分子標的薬)や免疫療法(インターフェロン、IL-2)を行います。
腎盂尿管がん
- 早期がん:腹腔鏡下腎尿管全摘を行います。
- 浸潤がん:開腹による腎尿管全摘とリンパ節郭清を行います。化学療法の併用をお勧めしています。
女性泌尿器科
- 腹圧性尿失禁:TOTやTVTなどの手術を行っています。
- 性器脱:TVM(メッシュを用いた)手術を導入しました。
実績
| 2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 悪性腫瘍手術 | 前立腺全摘 | 50件 | 36件 | 33件 | 27件 | 54件 |
| 経尿道的 膀胱腫瘍切除 |
120件 | 128件 | 164件 | 165件 | 154件 | |
| 開腹腎(尿管) 摘+腎部分切除 |
7+1件 | 16+1件 | 11+3件 | 13+9件 | 21件 | |
| 鏡視下腎(尿管) 摘+腎部分切除 |
17+2件 | 13件 | 23件 | 24件 | 12件 | |
| 膀胱全摘 | 9件 | 3件 | 4件 | 13件 | 5件 | |
| 精巣癌除睾術 | 10件 | 4件 | 5件 | 9件 | 6件 | |
| 良性疾患手術 | 経尿道的 前立腺切除 |
35件 | 35件 | 25件 | 32件 | 43件 |
| 内尿道切開 | 14件 | 6件 | 9件 | 5件 | 2件 | |
| 副腎摘出(鏡視下) | 3件(2) | 1件(1) | 1件(0) | 1件(1) | 0件 | |
| 環状切除 | 12件 | 9件 | 12件 | 6件 | 10件 | |
| 精巣固定 | 4件 | 6件 | 10件 | 4件 | 7件 | |
| 経尿道的結石破砕 | 28件 | 26件 | 30件 | 23件 | 36件 | |
| 女性泌尿器 | 尿失禁防止術 | 4件 | 0件 | 0件 | 5件 | 5件 |
| 膀胱脱手術 | 3件 | 2件 | 1件 | 2件 | 3件 | |
| 検査 | 前立腺生検 | 215件 | 228件 | 223件 | 169件 | 238件 |
| 尿路結石の治療 | ESWL | 148件 | 148件 | 148件 | 141件 | 145件 |
当科の治療方針
患者さん中心の医療を実践するため、以下の点を心掛けています。
- 患者さんの訴えを十分聞き入れ、わかり易い言葉と大きな声で説明します。
- 必要な検査は即日行い、迅速に的確な診断を下し、早期に治療を開始します。
- 不要な検査や投薬は避け、受診日数や入院日数の短縮を図り、患者さんの負担を軽減します。
- エビデンス(根拠)のある治療を優先し、試験的な治療を慎みます。
- 新しい治療(腹腔鏡手術や新規抗がん剤の使用など)を行う場合は、十分な説明を行い、同意を得た上で実施します。
- 膀胱炎から前立腺癌終末期まで患者さんを選ばず、最期まで責任をもって診療します。
- 外来診療時間外でも救急患者さんには、可能な限り対応します。















