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緩和ケア病棟について

横浜南共済病院緩和ケア病棟では、当病棟の理念である「がん患者さんのつらさをやわらげ、“生きる”をささえる」のもと、その時々の病状に応じできる限り過ごしやすい状態でいられるよう、専門的な知識・技能を身につけた病棟スタッフが痛みなどの身体症状や精神症状の治療を行っています。病状や体調・もともとの普段の生活などに配慮して個別性に応じたケアを行っています。患者さんとご家族の一緒の時間を優先しケアの時間を調整したり、ご家族と一緒に患者さんのケアをしたり、その他ご家族の困りごとにも対応するよう心がけています。

※現在、コロナウイルス感染症の院内発症予防のため、当病棟での面会は①面会できる方は入院時登録いただく4人のみ、②1日1回15分まで、となっています。

専門的な知識・技能を身につけた医師・スタッフにより症状を最小限に抑えます

総合病院の緩和ケア病棟であるメリットを活かし、専門的な知識・技能を身につけた医師・スタッフが継続的に関わることで、患者さんの症状に対して、多くの薬剤の中から最適と考えられるものを選択し、最適な量に調整していきます。症状に対する薬だけでなく、病状に応じて症状の原因への治療を行うことがあります。さらに看護師など多職種で連携し生活面での工夫なども併せて行うことで、症状と副作用を最小限に抑え過ごしやすくなることを目指します。

病棟の理念は「がん患者さんのつらさをやわらげ、“生きる”をささえる」

緩和ケア病棟は「最期の時間を過ごす場所」というイメージがありますが、わたしたちは病気が進んで困っていても「生きるための場所」と考えています。少しでも過ごしやすいよう環境も大切にしています。手術、検査、処置、アラーム音などで人の移動・音の多い一般病棟とは異なり、全室個室で静かに過ごすことができます。またボランティアの協力を得て、季節の変化なども感じられる病棟の雰囲気作りをしています。

患者さんの個別性に合わせてケアを行います。

それまでの生活や体調、希望により患者さんそれぞれ一日の過ごし方も様々です。患者さん一人一人の希望・ペースに合わせてケアを行います。そのためには患者さん・ご家族のことを知ることが大切ですので、大事な話もできるような関係作りを心がけています。

(例)
お見舞いの時間に合わせて保清などのスケジュールを調整します。
普段の生活でそばに置いているものをお部屋に持ち込むことができリラックスして過ごせるようにします。
お部屋は遮光カーテンが使用でき、「休息中」の札を示すことでゆっくり休める時間を大切にします。
体調に合わせたものであれば持ち込みの食事は原則可としており、貴重な食事の時間を大切にします。
歩行や食事などリスクに考慮しながら、本人の意向を尊重します。
ミスト浴があり動けない方でも寝たままお風呂の心地よさを味わえます。

トイレ付き個室

トイレなし個室

家族室

ミスト浴

よくあるご質問・誤解

治療はしないところ、と聞いていますが

がんそのものへの治療は難しいのですが、患者さんの過ごしやすさにつながるものは、症状を和らげる治療はもちろん、症状の原因に対する治療も患者さん・家族と相談の上で可能な範囲で治療をいたします。せん妄などご自宅での治療が難しい症状も専門のスタッフが診療・ケアにあたることで、改善される方もいらっしゃいます。体に負担のかかる処置などは患者さん・ご家族と相談の上で行うかどうかを検討します。歯科衛生士、皮膚・排泄ケア認定看護師、管理栄養士、臨床心理士など、多くの職種が関わることでより良い時間が作れるよう心がけています。

強い薬で寝かせられてしまうと伺ったのですが

むしろ逆です。症状を取る薬は眠くなってしまう薬も多く、最も適した薬を適した量で用いることが必要です。総合病院に併設された緩和ケア病棟ですので、多くの薬剤の中から、専門の医師が最適な薬剤を選択し、病棟のスタッフが24時間対応に当たることでその時その時に適切な量に調節を行います。限られた貴重な時間のため、症状を取ることと同時に、患者さんとご家族の間で会話・やり取りができることも最大限大切にしています。

どういう時に入院すればいいのですか?

主治医の先生方に緩和ケアの治療をしていただいていても、症状が取り切れない時や、症状が取れても眠気やその他の副作用で希望されるような過ごしやすい状況にならない時に、緩和ケア病棟が一番お役に立てるのではないかと考えています。まずはその時点での主治医の先生に相談し判断いただいて下さい。また必要な時に入院できるよう、早めに面談をお受け頂いておくことをおすすめします。

一度入院すると退院できないのですか?

ご希望に応じて退院は可能です。特にがんが進み体力が落ちた状態ですと、病院でないと受けることのできない手術や処置には耐えられない体調であることが多く、入院での治療と自宅での訪問診療による治療に大きな違いがなくなってきます。体調・ご家族の状況に応じて、訪問診療医や訪問看護、ヘルパーなどを準備し、退院に向けてご自宅での生活ができるよう支援いたします。 一方、こちらから退院・転院をお願いすることもあります。緩和ケア病棟が関わることができるがん患者は5~15%に過ぎません。緩和ケア病棟でないとできない治療が一通り行われたあとは、状況に応じて退院・転院をお願いすることもありますのでご承知下さい。

緩和ケア病棟の理念

『がん患者さんのつらさをやわらげ、“生きる”をささえる』

緩和ケア病棟の紹介

当院の緩和ケア病棟は既存の病棟を改装し、2016年4月に開設しました。

病室

全室個室 20床(有料個室10床、無料個室10床)

設備

病棟内設備

談話コーナー、食堂、キッチン、面談室2室、家族室(ミニキッチン付)2室
浴室、シャワー室、トイレ

病室内設備

・有料個室:テレビ、冷蔵庫、洗面台、トイレ
・無料個室:テレビ(有料)、冷蔵庫(有料)、洗面台

 

スタッフ

緩和支持療法科医師、病棟看護師を中心として治療・ケアに当たります。その他、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、社会福祉士(ソーシャルワーカー)、心のケアが必要な方には精神科医師や臨床心理士などもチームのメンバーとして加わり、協働して対応します。そのほかに病棟ボランティアもスタッフとして皆様を支援します。

 

病棟入院の基準

1)患者さんご本人にがん告知がされていること。
2)患者さんご本人及びご家族が緩和ケアの意義を十分理解し、緩和ケア病棟へ入院を希望されており、そのうえで「緩和ケア病棟入院面談」を受け、入院予約をされている(入院待機の状態にある)こと。
3)つらさが緩和された場合退院していただくことがあること、その際は原則として再び紹介元の医師や病院に診療をお願いすることがあることを理解されていること。
4)入院中は積極的がん治療(抗がん剤治療、手術療法など)を行わないことに関して理解され納得されていること。

入院の対象とならない方

1)悪性腫瘍によるつらさは特にないが、介護をする方が疲れをとるために一時的に入院させることを目的としている場合
2)血液透析、腹膜透析、血漿交換をしている。
3)継続的な輸血を必要とする。
4)人工呼吸器や昇圧剤、心臓マッサージなど延命治療を希望されている。
5)徘徊、大声を上げる、暴力をふるうといった行為により、他の入院患者さんの安静を損ない入院生活に影響を及ぼすと判断された場合

病棟退棟の基準

1)患者・家族が退院を希望したとき
2)悪性腫瘍に対する積極的な治療を希望されたとき
3)悪性腫瘍以外の病気を有しその治療を優先する必要があるとき
4)つらい症状が緩和され、症状が安定しているとき
5)入院後、延命治療を希望した場合
6)その他「入院の対象とならない方」にあてはまる事態が生じたとき

 

夜間、土日、祝祭日の入院

予定入院、緊急入院とも行いません。平日の時間内の入院をお願いします。
やむを得ず入院が必要な場合は一旦元の病院や他の病院、当院の他の病棟に入院をしていただきます。

面会時間

原則24時間可能です。

 

病棟内での飲酒、喫煙に関して

喫煙は病院敷地内いかなる場所においても禁止です。
飲酒は主治医の許可があれば病室内は可能です。ただし周囲に対して迷惑となる行為はおやめください。くれぐれも節度のある行動をお願いします。

入院費について

緩和ケア病棟の入院医療費は定額制で健康保険適応になります。
なお上記医療費に加え、個々の患者さんの状況により別途下記の料金が加算されます。

 

・差額室料 9室    1日あたり 13,000円(消費税別)

      1室    1日あたり 11,000円(消費税別)

      *無料個室の場合、差額室料はかかりません。

      *テレビ、冷蔵庫使用料は有料個室の場合は無料です。

・食事代、家族室使用料      

・その他    日用品代、テレビ・冷蔵庫利用料(無料個室のみ)など

 

 

詳細については当院 がん相談支援センターにお問い合わせください。

 

がん相談支援センター (外来棟2階)
TEL. 045-782-2140(直通)
月~金曜日 9:00~16:00

 

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