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外来診療

新患受付は10時30分、再来受付は11時30分までです。
午前外来、午後の検査、治療はすべて予約制です。重症例も多いため、予約時間から遅れることもありますのでご了承ください。
予約外の再診は、待ち時間が長くなります。
当科初診の際は必ず他の眼科診療所からの紹介状をご持参ください。

外来診療に関するその他の注意事項はこちらをご覧ください。

 

水曜日の眼形成涙道外来は2020年12月をもって閉鎖致しました。

 

概要

地域の急性期病院の眼科として、各種手術や手術以外の疾患の診断を対象とし、常に最新かつ最善な医療をご提供できるように努めています。

白内障手術は、小切開超音波白内障手術や眼内レンズ縫着術、眼内レンズ強膜内固定術などに対応しています。
緑内障手術は、低侵襲緑内障手術、、線維柱帯切除術、チューブシャント手術などに対応しています。
網膜硝子体手術は、黄斑疾患、網膜剥離や、増殖糖尿病網膜症、白内障手術合併症(核落下、眼内炎など)に対しての小切開網膜硝子体手術(25G,27G)に対応しています。抗VEGF抗体治療も行なっております。
斜視手術やボトックス治療にも対応しています。

これらの手術症例の多くは地域の開業医の先生方からのご紹介によるもので、術後経過が落ち着きましたら、再び地域の諸先生方に経過を診て頂く、いわゆる病診連携をスムーズに行っております。

また、日本眼科学会専門医制度の研修認定施設でもあり、学会発表をはじめとして明日の眼科医療を担う若手医師の教育にも力を入れています。



診療内容

当院で扱う主な診療内容は以下のものです。

  • 白内障手術:小切開超音波白内障手術・眼内レンズ縫着手術・眼内レンズ強膜内固定術など
  • 羊膜移植術:遷延性上皮欠損、視機能のない水疱性角膜症、緑内障術後の漏出濾過胞など

    翼状片手術:有茎あるいは遊離結膜弁移植、ときに羊膜移植や表層角膜移植を併用します。抗癌剤(マイトマイシンC)を併用することもあります。

  • ドライアイ:外科的涙点閉鎖、結膜弛緩手術、涙点プラグ挿入術など。
  • 緑内障発作に対する手術:周辺部虹彩切除術・白内障手術・隅角癒着解離手術。
  • 緑内障手術:低侵襲緑内障手術(線維柱帯切開術、iStentR)、線維柱帯切除術、チューブシャント手術(エクスプレス、アーメド緑内障バルブ、バルベルト緑内障インプラント)
  • 網膜硝子体疾患:網膜剥離、硝子体出血、加齢黄斑変性症、網膜静脈閉塞症、黄斑浮腫、増殖糖尿病網膜症など。抗VEGF抗体(ラニビズマブ、アフリベルセプト、ブロルシズマブ)硝子体注射、レーザー治療を始め、手術が必要な方には低侵襲小切開硝子体手術を数多く行っています。
  • 角膜移植手術:日本大学 林孝彦先生や横浜市立大学 加藤直子先生を招聘し、角膜移植手術へ対応しております。羊膜移植手術や、その他の眼表面再建手術にも対応しています。当院で対応困難な場合は、林孝彦先生や加藤直子先生へご紹介する場合があります。

白内障

  • どのような病気か:眼はカメラの構造をしています。カメラのレンズに相当するのが水晶体で、水晶体が濁るのが白内障です。
  • 症状:かすんで見えたり、家や車のライトが眩しくなったり、物が二重・三重に見えたりします。進行するとほとんど見えなくなり、失明に近い状態になることもあります。
  • 治療法:初期には点眼などを行うことが多いですが、進行した白内障では手術が必要です。『いつ手術を行うえばいいのか?』という質問については、基本的にはご自身が不自由を感じた時です。しかし、緑内障発作(後述)を起こしやすい方では早めの手術が必要なこともあります。
  • 手術方法:超音波白内障手術により、小さい傷口から濁った水晶体を取り除き、人工のレンズと交換する手術です。世界での標準的な手術を行っています。
  • 眼内レンズが入っておらず、眼底疾患や緑内障のない方は、眼内レンズ縫着を行います。眼底疾患や緑内障がある方は、結膜を温存できる眼内レンズ強膜内固定術を行います。
  • 眼内レンズの種類:多くの方には単焦点レンズを選択し、ピントが1点しっかり合うような保険適応のレンズを挿入します。緑内障や眼底疾患のある方には、多焦点レンズの見え方は合わないこともあり、単焦点レンズをお勧めしています。

    多焦点レンズは、レンズ費用分を自己負担(選定療養)でお支払い頂く必要があり、関連病院での治療を行っています。


※なお、当院では、白内障の点眼治療は行っておらず、点眼治療ご希望の方は近隣のクリニックを紹介させて頂きます。

※眼の状態が特殊なケースでは、大きない切開創から出す場合や当日レンズを入れることはぜず、眼内レンズの挿入は二回目の手術に分けて行うこともあります。

緑内障

慢性緑内障(開放隅角緑内障(POAG)、正常眼圧緑内障(NTG)):
緑内障とは脳神経の一部である視神経が障害され、視野が欠けていく病気です。

治療の第一選択は眼圧を下げる点眼薬です。しかし、眼圧が下降しない場合には緑内障手術が必要です。現在、数十種類の点眼薬が開発され、緑内障手術を必要とする方は減ってきています。緑内障の診療においては細やかな診察が不可欠であり、当院のような大きな病院よりは、近隣のクリニックでこまめに視野検査、眼圧検査を受けることが望ましいです。

眼圧コントロール不良の場合には隅角癒着解離術、低侵襲緑内障手術(トラベクロトミーなどのMIGS)、トラベクレクトミーを行っています。

続発緑内障、難治性緑内障:
当科では糖尿病後の血管新生緑内障や角膜移植後の続発緑内障、複数回緑内障手術後の難治性緑内障に対するチューブシャント手術(アーメドバルブ、バルベルト)に対応しています。

急性緑内障発作

お若い頃、目が良かった方は眼の構造上、眼球のサイズが小さくできています。この場合、小さな眼の中に所狭しと、水晶体や虹彩(茶目)が詰まっており、眼の水の流れが悪くなります。角膜と虹彩あるいは水晶体の距離を前房と呼びますが、このスペースが狭い方のことです。水流が悪くなると、急に眼圧が上昇し、頭痛や吐き気が出現します。放置すれば失明する怖い病気です。発症した場合、緊急的処置(外科的虹彩切除術やレーザー虹彩切開術、白内障手術)が必要です。

当院では比較的多くの手術を行っています。多くは白内障手術で対応致しますが、眼の中の水の流れを良くする隅角癒着解離術を併用することもあります。また、外科的虹彩切除術で対応することもあります。

眼炎症疾患

ぶどう膜炎(茶目):
虹彩の炎症が起こることがあります。サルコイドーシス、原田病、ベーチェット病を始め、ヘルペスなどが原因でおこることがありますが、原因不明のことも多く、難しい病気であるため、大学病院へ紹介致します。

 

強膜炎:
白目の深い部分の炎症です。リウマチなどの膠原病に伴っておこることがありますが、原因不明のことも多いです。診断・治療が難しい場合には、大学病院に紹介させて頂くことがあります。

 

視神経炎:
多発性硬化症を始め、難しい病気に伴って起こることが多いですが、健康な方に突然起こることもあります。当院での正確な診断はできないため、大学病院での診断・治療が必須です。

 

角膜炎・角膜潰瘍:
感染性の場合には大学病院で原因精査をしっかりと行うべきです。重症かつ精査が必要な場合には大学病院を紹介させて頂きます。

多くは薬物治療で落ち着きますが、濁りが残ってしまった場合や孔が開いてしまった場合には、角膜移植等手術が必要です。当院での診断・治療が難しい場合には、大学病院に紹介させて頂くことがあります。

網膜硝子体疾患

網膜静脈閉塞症(網膜静脈分岐閉塞症BRVO・網膜中心静脈閉塞症CRVO):
黄斑浮腫に対して、点眼治療や抗VEGF薬硝子体注射治療を行います。

硝子体出血や血管新生緑内障を予防するため、レーザー治療を行います。硝子体出血を生じた場合には積極的に硝子体手術も行います。

 

糖尿病網膜症:
網膜光凝固術にて進行予防を行います。硝子体出血や網膜剥離を起こした場合には、小切開硝子体手術(25Gもしくは27G)を行います。

 

加齢黄斑変性症:
造影検査で専門医が診断を行い、抗VEGF薬硝子体注射を行います。

 

黄斑上膜・黄斑円孔:
小切開硝子体手術を行います。手術時間は多くが1時間以内で、日帰りあるいは短期入院(3泊4日程度)と負担の少ない手術を心がけています。

 

網膜剥離:
治療法としては、レーザー治療、強膜バックル手術、硝子体手術などがあります。早期に網膜復位術や小切開硝子体手術を行います。手術時間は多くが1~2時間前後、入院期間は2週間程度ですが、硝子体手術を行った場合には、術後1~2週間程度のうつむき姿勢もしくは横向き姿勢での安静が必要となります。

角膜と角膜の病気について

角膜はカメラである眼球の一番表面のレンズのことです。生まれつき、あるいは病気やけがで本来透明である角膜が濁ってしまうことがあります。

程度が軽ければ、目薬や、眼鏡・コンタクトレンズで視力の回復が可能ですが、重症の場合には角膜移植が必要です。

角膜移植の適応疾患

角膜移植の適応疾患には以下のようなものがあります。

水疱性角膜症:
角膜の裏側の内皮細胞が痛み、角膜に浮腫みが出現します。
水疱性角膜症の多くは、現在では角膜内皮移植術(DSAEK)やデスメ膜移植(DMEK)で治療が可能です。重症の水疱性角膜症で浮腫みだけでなく、濁りが強い場合には全層角膜移植術(PKP)を行います。また、角膜移植を行っても視力の回復が期待できない場合には羊膜移植などを行うと痛みが緩和されることがあります。

角膜混濁:
感染症や外傷後、または眼科手術に伴う角膜混濁(シリコンオイル注入後)などに対しては全層角膜移植術(PKP)や、深層層状角膜移植術(DALK)を行います。

円錐角膜:
円錐角膜は、若い方に生じる進行性の角膜の変形です。強い乱視や角膜菲薄化が進行し、デスメ膜の破裂や、コンタクトレンズで矯正不可能な乱視が生じます。

デスメ膜の破裂がない症例では深層層状角膜移植(DALK)を、デスメ膜の破裂が生じた症例では、全層角膜移植術を選択します。手術後もコンタクトレンズの装用を行うことが多いため、当院では術前にコンタクトレンズ専門医の診察をおすすめしています。

角膜変性症(ジストロフィ):変性する箇所によってオーダーメイドの治療を選択致します。
アベリノジストロフ⇔エキシマレーザー(関連施設で実施)
格子状角膜ジストロフィ⇔深層層状角膜移植(DALK)
斑状角膜ジストロフィ⇔深層層状角膜移植(DALK)や全層角膜移植術(PKP)
フックス角膜ジストロフィ⇔デスメ膜移植(DMEK)

角膜穿孔、周辺部角膜潰瘍:
モーレン潰瘍やフリクテン、リウマチなどの自己免疫疾患によって角膜周辺部に潰瘍が生じ、重症の場合には穿孔を起こすことがあります。また、その他の原因や外傷(けが)によって角膜が穿孔することもあります。

角膜が穿孔した場合、あるいはそれに近い状態では角膜移植が必要です。当院では多くの角膜移植を行っているため、緊急時の保存角膜移植にも対応可能です。

角膜・眼表面再建術の種類

全層角膜移植画像

医学が進歩し、角膜手術の分野でも悪い部分のみ交換する角膜パーツ移植が普及してまいりました。しかし、重症の角膜疾患の治療は今もなお、古い方法である全層角膜移植術でないと治せません。
当院では重症例を多く扱っているため、角膜移植の半数弱を全層角膜移植(写真)で治療しています。また、重症の眼表面疾患に対して羊膜移植手術も施行しています。
角膜移植手術:全国4位の実績(2016年)があります。全ての術式に対応しています。
国内アイバンクあるいは海外アイバンクの協力のもと、月平均2~3件の角膜移植を施行しています。
全層角膜移植(全ての角膜混濁・重症水疱性角膜症)
表層角膜移植(周辺部角膜潰瘍・デルモイド・角膜穿孔など)
深層層状角膜移植(DALK/DLKP:円錐角膜やヘルペス・角膜変性症など)
角膜内皮移植(DSAEK・DMEK:水疱性角膜症・フックス角膜ジストロフィ)
羊膜移植術:遷延性上皮欠損や視機能のない水疱性角膜症。
翼状片手術:有茎あるいは遊離結膜弁移植、ときに羊膜移植や表層角膜移植を併用します。
抗癌剤(マイトマイシンC)を併用することもあります。
ドライアイの手術:外科的涙点閉鎖・結膜弛緩手術など。

実績

外来診療に関する注意事項

■土曜日・日曜日は休診になっています。

■木曜日は手術日となっており、外来の対応はしていません。
 外来をご希望の場合は、他の曜日に受診をお願いいたします。

■紹介状は疾患ごとに概ね以下の曜日にご紹介をお願いいたします。
 ・白内障手術:毎日
 ・網膜硝子体手術:月曜日午前または金曜日午前
 ・角膜移植手術・角膜疾患:火曜日午前
 ・神経眼科・斜視手術:火曜日午前
  (それ以外は適宜)

※網膜剥離、水晶体核落下、急性緑内障発作、角膜穿孔、眼内炎など緊急を要する疾患についてはお電話の上、御紹介をお願いいたします。早めに対応いたします。

※学会、出張等で不在のことがあり、その場合には他院転送となることもありますことをご了承ください。

 

横浜南共済病院 眼科
井田 泰嗣

氏名 井田 泰嗣
役職 医長
専門 網膜硝子体、緑内障、白内障
医師資格 日本眼科学会専門医
難病指定医
身体障害者福祉法15条指定医
Istent認定医
CTR認定医
羊膜移植術者認定医
所属学会 日本眼科学会
日本角膜学会
日本網膜硝子体学会
日本眼手術学会
日本眼炎症学会
日本白内障屈折矯正手術学会
氏名 水木 悠喜
専門 白内障、緑内障
所属学会 日本眼科学会
日本眼感染症学会
日本眼炎症学会
日本ベーチェット病学会
氏名 武田 将人
所属学会 日本眼科学会
日本眼感染症学会

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